雑記帳 2011年05~10月
 

2011年11月1日 2:28:59 ブログ始動!
雑記帳はブログの方に移行しましたのでどぞよろしく~^^

2011年10月31日 3:29:17 届いた
仕事から帰って机の上を見るとヤマトのメール便がある。
「日本春歌紀行 - 野坂昭如」が届いてる。
読むのが楽しみだが、届くまでの繋ぎで読み始めた
「裂けた岬 -難破船長食人事件の真相- 合田一道 幻冬舎アウトロー文庫」」を
読み終わってからにしようと思う。
「裂けた岬」は昭和18年、太平洋戦争まっただ中に輸送船として徴用された船が
真冬の知床半島沖で難破座礁し、
極限状態のなか船長が乗組員の少年の人肉を食べて生き延びたという実際にあった話しを書いたもの。
その船長から15年もかけて取材し書き上げたというのがすごい。
かなりリアルな内容で、随分昔に買ったのだが忘れた頃にまた読みたくなる本だ。

今夜のBGM
CINEMA - モーション・ピクチャー
松尾清憲 - SIDE EFFECTS~恋の副作用~
の2枚のアルバム。

CINEMAは80年代の日本のニューウェーブバンド。
SIDE EFFECTS~恋の副作用はそのCINEMAのボーカルだった松尾清憲がソロになって出したアルバム。
曲の雰囲気や松尾の声がとても好きでお気に入りの2枚。

拍手でコメントくれた いつじーさん、どもです^^
疾風ウルトラ忍法帖の復刊はほぼ確実なのでどぞよろしく!
「人生コンティニューなしっ」のほうも何か描きたいなあと思ってるのですが、
仕事から帰ってくるともう疲れちゃってメシ食って酒飲んで寝る~・・・みたいになっちゃって^^;
いずれ更新する日も来るかと思うので長い目で見てやってくださいw

今日東京は曇のちにわか雨だったが、仕事への行き帰り雨に当たらずラッキーだった。
明日は仕事が休みなのでまた腱鞘炎を診てもらいに病院へ。
手首に痛い注射を射たれるのかと思うと今から憂鬱・・・。

2011年10月29日 2:31:58 ずいぶん昔に買った・・・
「温泉百話 - 種村季弘・池内紀 編 ちくま文庫」という、いろんな作家の短編小説や随筆エッセイを集めた
本を本棚から引っ張り出して読んでいたのだが、この中に載ってる野坂昭如の「但馬衆寄れば牛と唄」と
いうエッセイが面白い。

各地を回って地元のお年寄りにその地に伝わる春歌を歌ってもらい聞き書きしているようで、
「とてもしらふじゃ歌えないような唄をひとつお願いします」とお婆さんにお願いしたら、
「エッチの唄かいね」といきなり
「♪チンポの頭に箸二本立てて、お母ちゃん見てくれ富士の山、
♪おそその穴に箸二本立てて、親父見てくれ蒸気船~」と歌い出した。
その家のお嫁さんは腹を抱えて大笑い。そばには小学校2~3年生の孫も座ってる・・・。
なんて話が書いてある。

「日本春歌紀行 - 野坂昭如 ちくま文庫」が出典で、全編読んでみたくなる。
さっそくセブンネットショッピングで注文しようとしたらなんと絶版。
あちゃ~とか思ったもののAmazonで検索したら古本が売ってる。
値段は1円、送料が250円。おお、こりゃ安いと注文^^
すぐ届くようなので楽しみだ。

春歌というかバレ歌というと、ヨサホイ節やおっぴょ節あたりが有名なのかな。
ほかにもいろいろ、おこさ節や炭坑節など各地の民謡の替え歌でたくさんあるみたいだよね。
昨日書いた赤松啓介からの流れだけど、こういった表の記録にはなかなか残されない文化というか
民俗が好きで。変なもの好きなんだよねw

今夜のBGMは70年代のレゲエ
Johnny Clarkeのアルバム「 A Ruffer Version」。
春歌の話を書きながらレゲエだって、馬鹿だねw
Johnny ClarkeはNone Shall Escape The Judgementがヒットしてるので
どこかで聞いたことがある人もいるかな。
Johnny Clarkeのレゲエはなんか切ない感じが好きで。

2011年10月28日 2:56:15 むーん
左の手首が相変わらず痛い。
まあそんな簡単に治るもんじゃないからしょうがない。
左手でペットボトルのキャップを開けたり、ドアノブを回したりした瞬間激痛が走る。
気を付けてはいるのだがふっと気を抜いた時にやってしまう。
あとシャンプーする時ね、結構手首を使うのでこれがまた痛い。
それからちょっと困るのがトイレで小をする時。
男性ならわかるはず、ジッパーを下ろしたそのあと・・・片手では無理なので両手を使う。
ジッパーの間から左手でちょっとパンツを下げ右手でナニを引っ張り出すのだが、
パンツを下げる時に左手にピキッと痛みが走る。
なんだかなあw

最近読んだ本
「差別の民俗学」 赤松啓介 筑摩書房
「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」 赤松啓介 筑摩書房
「片手で読む江戸の絵 春画」 タイモン・スクリーチ 講談社学術文庫
中国春画論序説」 中野美代子 講談社学術文庫
「日本の鬼 日本文化探求の視角」 近藤義博 講談社学術文庫
「新・餓狼伝 巻ノ二」 夢枕獏 双葉社

なんだエロ系が多いなあww
赤松啓介は以前に読んだ「非常民の性民俗 明石書店」と被る部分もあったが、
柳田國男が避けて通った差別と性に関する部分がやはり面白い。
実体験の話がまた面白いんだよねえw

中野美代子は以前に読んだ「孫悟空の誕生」、「カニバリズム論」がとても面白かったので
かなり期待して読んだのだが、なんかイマイチだった。
かなりエロい事書いてるのにつまらないってのはいかんなあ。

「片手で読む江戸の絵 春画」は、芸術になってる浮世絵だってしょせん江戸時代では
ズリネタだったんだよってアプローチが面白かった。

「新・餓狼伝 巻ノ二」、五年ぶりの新刊。
ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田をモデルにした登場人物が異種格闘技に参戦。いやあ面白い!
続きをもっとドンドン書いて欲しいんだけどなあ。

「日本の鬼 日本文化探求の視角」は、半分ま読んでちょっとほったらかしw
これは赤松の二冊を買ったせい。

今夜のBGM
80年代のネオロカビリー
Stray Cats - Rock This Town
The Rockats - All Thru The Nite
The Rockats - Never So Clever

80年代のネオスカ
Bim Skala Bim - Bangin
The Toasters - Don't Blame Me
The Toasters - Thrill Me Up
The Skandal - Driving' Me To Drink
このへんを繰り返し。

そういえばH&MのCMでDuran DuranのGirls On Filmが使われてるね。
初めて見た時「おおっ」って声出しちゃったw
あれオリジナルかなあ、ちょっと違うような気もするんだけどどうなのかな。
一番元気だった20代の頃に聞いた音楽がやっぱり好きなんだよね。
最近の曲はあまり聞いてないや^^;
あ、moumoonのSunshine Girlは気に入ってちょくちょく聞いてたりする。

拍手のコメントで、ウル忍復刊と手首の心配してくれてた名無しさん。
どもありがとです^^

今夜の酒は安い焼酎の冷茶割w
次の日に残らないので結構気に入ってますwww

2011年10月25日 4:52:51 腱鞘炎
腱鞘炎になった。
と、言っても右手じゃあない。左の手首だ。
漫画とは全く関係のない仕事で腱鞘炎になってしまった。
カッコつけてもしょうがないので書いちゃうけど、漫画の仕事がさっぱり無いので
数カ月前から別の仕事をしている。
職種はひとまず秘すが、思っていたよりも結構体を使う仕事だったので身体がガタガタだ。
ずーっと机に向かってマンガを描いて来た身にはかなり応える。
ひと月前ぐらいから左の手首が痛くなり、シップを貼って騙し騙し仕事をしていたが
手のひらを上に向けただけで痛みが走り日常生活にも支障が出てきた。
「ばね指」ってやつにもなってるようで、指を握ったり開いたりする時に指の腱が引っかかりゲンコツも握れない状態。
ここ数日、もう半端じゃなく手首の痛みが激しくなってきたので整形外科で診てもらってきた。

結果、かなり重度の腱鞘炎で左手親指の付け根側の手首に炎症を抑える注射を打たれる。
そんで手首をこれ以上動かすとまずいからとギブスをつけられてしまった。
ウル忍と大貝獣と合わせて月100枚ぐらい描いていた時も腱鞘炎なんかにならなかったのにね^^;
漫画じゃない仕事で腱鞘炎になるとは・・・。

ギブスのせいでさらに日常生活が不便になったが、手首を固定してるのと炎症を抑える注射と塗り薬、
鎮痛剤のおかげで痛みはずいぶん和らいだようだ。


ファンの方に海外旅行のお土産も頂いていたのだが、漫画の仕事の面での悩みと
新しい仕事に慣れるのに必死だったりで結局お礼の返事を出せず仕舞いになってしまった。
聞かれた質問への答えもなかなか見つからず、そのへんも返事を書けなかった理由で。
ただ、変わってしまった日本の中で先の心配をするよりも、今を精一杯生きるのが大事なんじゃないかと。
先のことで悩みすぎると、今現在体験している小さな喜びやら幸せを見逃してしまうんじゃないかと思います。
事故やら病気やら明日はどうなるか判らないわけで、だからこそ日々の生活の中で、どんな些細な事でも嬉しい事や楽しい事を感じられる状態でいられるように、そっちの方向に気持ちを持っていったほうがいいんじゃないかと思います。
オレ自身結構マイナス思考が強かったりするんで、説得力ないですけど^^;
Sさん、返事出せなくてごめんね。お土産嬉しかったです、ありがとね。


Dexy's Midnight Runnersの「Too-Rye-Ay」というアルバムを聞きながら雑記帳を書いている。
鎮痛剤を飲みながら酒を飲んじゃあまずいかなと思いながらも、バーボンのソーダ割りを飲みながらw
Dexy's Midnight Runnersは80年代のバンドで、「カモン・アイリーン」って曲が大ヒットしたので知ってる人も多いかな。
泣きのボーカルっていうか、ケビン・ローランドの特徴的な独特の歌い方とケルティック風なサウンドが大好きで
今でもよく聞いている。
2ndの「Too-Rye-Ay」も聞き終わり、泣きのボーカルがさらに顕著な1st「Searching for the Young Soul Rebels(若き魂の反逆児を求めて)」に移行。バーボンのソーダ割りも何杯目かに移行ww
ウイスキーのソーダ割りはここ数年ブームだけど、オレはもう30年ぐらい飲み続けてる。
流行で飲んでると思われるとシャクなので書いておくぞwww


ちょっと明るい話題も。
「疾風ウルトラ忍法帖」が復刊ドットコムで再発される模様。
寿や超、輝はどうなるかさっぱり分からないけど、ひとまず動きがあっただけ嬉しいですw
「疾風ウルトラ忍法帖」の復刊に関しては、詳しいことが分かり次第また報告したいと思います。

2011年7月26日 5:00:00 ラッパと娘
バーボンのソーダ割りを飲みながら、PCにMP3化して入れている曲を
思いつくままあれこれ聞いていたのだが、ふとブギの女王、笠置シヅ子を聞きたくなり
「笠置シヅ子/全曲集」を聞いた。

メジャーな「東京ブギ」や「買物ブギー」も好きなのだが、「ラッパと娘」がやはりカッコイイ。
イントロのトランペットからもういいんだよねえ^^
「ラッパと娘」はスカパラもカバーしていて、そっちも好きなので続けて聞いてみる。
うーん、やっぱりオリジナルのほうがいいかなあ。
スカパラは「ジャングル・ブギー」もカバーしてるんだけど、
「ジャングル・ブギー」はオリジナルの笠置シヅ子よりもスカパラVerの方が好きかな。

そのあと他の人も歌っていないかな~とyoutubedeで検索してみる。
おー、小林幸子が歌っているのがある。
イントロのペットから演奏はめちゃくちゃカッコイイんだけど歌はちょっと演歌よりかw

キンダーランドというバンドがやってるのも見つけたので聞いてみる。
おー、これはなかなかいいじゃん!
オープニングが「ラッパと娘」じゃなく別の曲で始まる。
「あれ~、これなんだっけ? どっかで聞いた曲だよな~」と思ったら、あれだ。
小林亜星作曲のサントリーオールドのCMソング「人間みな兄弟」。
あの「♪ダンダンディダン、シュビダデン~」ってやつだ。
ここから入って「ラッパと娘」に繋げるか~。うーん、いいねえ^^

最近、ひとつの曲をいろんな歌手が歌っているのを続けて聞くのにはまっていてね。
気に入ってよく聞いているのが「燃ゆる瞳 (The Night Has A Thousand Eyes)」。
初めて聞いたのは1980年、ジューシーフルーツが演っていたやつ。
その後調べたらオリジナルは1960年、Bobby Veeというアメリカの歌手が歌っていた。
当時ローレン中野という日本の歌手もカバーしていて、その3人の歌を続けて聞いてる。
ちょっと切ない感じの恋を歌う歌詞と曲調が好きでねw

あとは「Sunny Goodge Street」、これも切ない感じがとても好きでww
オリジナルは1960年代にイギリスで活躍したスコットランド出身のDonovan。
オレが最初に聞いたのは1980年代、日本のインディーズ系出身のS-KEN。
この二人の「Sunny Goodge Street」もよく聞いてる。

「ラッパと娘」もそんな感じで聞いてみた。


参考までにyoutubeのURL

★ラッパと娘

笠置シヅ子 ラッパと娘
http://www.youtube.com/watch?v=QkiIJ0JPpy4

笠置シヅ子 ラッパと娘(音のみ、こっちの方が音質はいいね)
http://www.youtube.com/watch?v=dV4EWoSWgVs

東京スカパラダイスオーケストラ ラッパと娘
http://www.youtube.com/watch?v=fyi-UthgP-k

小林幸子 ラッパと娘
http://www.youtube.com/watch?v=LgicyT7Ndzo

キンダーランド ラッパと娘
http://www.youtube.com/watch?v=PtClFwwR4Jk


★燃ゆる瞳 (The Night Has A Thousand Eyes)

Bobby Vee - The Night Has A Thousand Eyes
http://www.youtube.com/watch?v=ZD7MHgskNwg&feature=fvst

ジューシーフルーツ 燃ゆる瞳
http://www.youtube.com/watch?v=DKRf5TJLHlM

ローレン中野Verは無かった

★Sunny Goodge Street

Donovan - Sunny Goodge Street
http://www.youtube.com/watch?v=luxtMLNPZtk

S-KENVerは無かった

2011年5月5日 7:09:41 ジェロニモ・・・、なんだよそれは。
昨日TVでニュースを見ていて愕然とした。
米軍特殊部隊によるビンラディン殺害で、ビンラディンを暗号名「ジェロニモ」
(白人の侵入に抵抗した先住民族アパッチ族の戦士の名)と呼んでいたそうだ。

毎日jp
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20110504k0000m030098000c.html

アメリカとビンラディンの事に関してはいろいろ思う事もあるのだが
ここではひとまず置いといて、なぜ暗号名が「ジェロニモ」だったのだろうか。
ここで先住民アパッチ族の戦士の名前が使われるのはどーゆうことだ?
元々アメリカは先住民(ネイティブ・アメリカン=インディアン)が住んでいたんだよね。
そこに開拓と称して入っていき蹴散らしてアメリカ国家を作った・・・。

われわれに反抗する野蛮な奴、みたいな感じで使ったんだろうか。
なんか白人優越主義的な差別感が感じられてかなりげっそりした。
アメリカの人達は今回の暗号名を聞いてどのように思ったのだろうか。
ネイティブ・アメリカンの血を純粋に守ってる人達も、
またその血を受け継ぐ人達も多くいるだろうに・・・。。

日本で同じような形で暗号名を付けるとしたら、アイヌの首長だった
「シャクシャイン」になったりするのだろうか。

原発の放射能汚染で福島から避難した人たちへの差別がかなりあるという。
広島、長崎で被爆した人たちへの差別があった時代から何年も経ってるのに。
そんな歴史の中で日本は時を重ねてきたんだよね。
血の滲むような思いで差別撤廃を訴えて活動してきた先人たちがいるのに。
それでも、、、相変わらず日本国内で同じ事を繰り返すのか。
日本国中「頑張れ日本!」な中で新たな差別が生まれている・・・。

科学や宇宙工学、デジタル放送だエコカーだLEDだ、生活に関するものも
どんどん進歩していくのに、差別に関しては何も過去から学習できず、
何かあれば逆戻りするのかと思うと、怒りよりも脱力感で何もかも嫌になってしまう・・・。



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